たまにはこんなお話も⑤

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すっかり更新遅くなりました。

えっと、、、何だっけ?どこまで書いたっけ?(そこ!?笑)

 

そうそう。

改めて、自分の為にヨーガの養成に通う事を決めた。

という所まででしたね^^

 

摂食障害克服のきっかけになるかも。と思ってヨーガを習い始めて

その魅力に惹き付けられ、

いつしか目的であった「摂食障害克服」よりも

「インストラクターになりたい!」

という気持ちの方が勝っていました。

ヨガのインストラクターという華やかな姿に憧れ、

その憧れを追う事に必死になってしまいました。

 

何事も始まりはそのようなものなんだと思います。

 

ですが

憧れや理想(外界)を求めれば求める程、

本来の目的(内面の改善)から遠ざかっていく。

外へ外へ、、もっともっと。

 

ヨガのインストラクターなのだから

痩せてなくてはいけない、キレイで無くては信用してもらえない。

世間が求めてるのはそういった「ヘルシーなヨガ」でした。

 

「どうしたら痩せられますか?」などの質問も多々あり・・・・

 

「痩せへの執着」

から逃れたくて学び始めたはずなのに

結局は、自分の首を自分で締めるような状態に陥っていたのが現実でした。

 

「認めてもらうには、ヘルシーなヨガでなくては」

という自己暗示。

やっぱりここでも外界に認めて貰いたいという想いが強かった。

 

本当は精神的な部分を伝えたいと思っているのにそれがうまくいかない。

どうしてもとってつけたような言葉になってしまう。

そりゃそうですよね。自分が外へ承認を求めているのですから。

それなのに、うまくいかない現実を「世間のヨガへのイメージ」のせいにして

考える事から逃げていました。

そしてそのストレスを過食という行為で誤摩化す。

 

なんか・・・

こうして書くと本当にろくでもないんですけど(笑)

ただね

きっとそういう事って多いんじゃないかなぁ・・・。

だから人って悩んだり苦しんだりする。

 

 

だからこそ、

もう一度、本来の目的へと戻って学びたかった。

焦らず、何年かかってもいいから

人生を肯定できるような人間になりたいと思いました。

 

そういう想いで改めて養成コースに通う事にしたのです。

 

日本ヨーガ•ニケタン

選んだ理由は

ヨーガ療法概論  YTICガイダンス   

 ストレスとは何か?   糖尿病とヨーガ療法  婦人科系疾患とヨーガ療法     ぜん息とヨーガ療法    高血圧とヨーガ療法    腰痛とヨーガ療法  倫理規定  関節リウマチとヨーガ療法   関節/筋肉系心身症(リウマチ)   消化器系疾患とヨーガ療法 パニック・対人恐怖症・強迫性障害とヨーガ療法 神経系疾患(パニック症候群)   統合失調症・甲状腺機能障害/低下症とヨーガ療法  アトピー性皮膚炎/円形脱毛症とヨーガ療法   アトピー性皮膚炎/円形脱毛症    自己免疫疾患(癌)とヨーガ療法  自己免疫疾患(癌等)  摂食障害/ヨーガとダイエット/顎関節症とヨーガ療法   うつ病/不眠症とヨーガ療法    各種依存症(アルコール/ギャンブル/薬物/買物/テクノストレス/VDT症候群等) とヨーガ療法   不登校/幼児虐待等/顎関節症  不登校/ニート/幼児虐待等  卒業論文(20名へのヨーガ療法指導研究論文)提出 卒業試験(筆記/実技指導) 学会発表事例報告(ポスター発表練習) ほか

(ヨーガニケタンHPより抜粋させて頂きました)

 

 

こうもハッキリと示してくれる養成コースはあまりないかなと。

迷わず決めました。

うつ病も、不登校も私は経験しています。

全ては何か繋がっているはずだから、

必ず糸口を見つけたい。今度は間違えずに。

 

このコースに通うにあたって、心に決めた事がありました。

 

「私は摂食障害を患っています。それを隠してヨガインストラクターとして活動していました。

これからはそれを隠さずに活動したい。摂食障害を治したい、自分の為にヨーガをもう一度最初から学びたい。そう思っています。」

 

とハッキリ声に出して公表する事。

そうじゃなければ意味がないから。

 

とはいえ、

摂食障害である事を隠しながらではありましたが

インストラクターとして人前に立つ以上、ちゃんとしたクラスを開催出来るように、ヨーガの教えを少しでも伝えれるようになる為の努力はそれなりにしてきました。

そんな私を信用してくれる方も沢山いました。

それは大きな財産であり、誇りであったのも間違いありません。

それなのに

また最初から学びたい!と公表するのは勇気のいる事でした。

プライドを捨てなければなりませんからね。

そして何より、

長年大切に隠し続けてきた泥臭い自分の姿を、多くの人の前で晒すのはもっと勇気のいる事でした。

 

直前で怖じ気づく私の背中を押してくれたのは

それまで学んできたヨーガの教えと

関わってきた人たちの存在です。

 

ヨーガの教えを前にして、心根を掴まれそうになると

「しょうがないじゃない。。。摂食障害なんだもん。自分じゃどうにも出来なかったんだ。。。」

などと、病を言い訳にして見透かされた心を隠すこともありました。

ヨーガに心から全てを捧げられなかったのは、そんな自分がいたから。

だけどもう、教えの前で嘘を付くのは終わりにしたかった。

素直な心で学べるようになりたい。

同じように

これまで出会った人たちの前でも、正直な人で在りたい。

与えてもたった優しさをちゃんとお返したい。

 

講座の初日、

40人近くいたでしょうか?

自己紹介、必ずしますよね。

「いつ言うの?・・・今でしょ!」

林先生じゃないけど、そうなりますよね。笑

 

マイク?

マイク使うんですか?

全員に聞こえちゃうじゃないですか!(いや、だからそうじゃなきゃ意味ないやんけ)

 

心臓が今にも口から飛び出そう。

マイクを持つ手も震え、

当然、足もカタカタ・・・・笑

声も若干震え、、いい歳してお恥ずかしいけど

そこを越えなければ始まりません。

 

深呼吸して、カミングアウトしました。

どんな言葉で話したかは細かく覚えてませんが

言いたい事はちゃんと言えた。

 

この日を境に

「摂食障害と私」の関係性が少しずつ変わります。

 

続きます。

 

(いや、長いな。中々進まないじゃん)

と思ったそこのアナタ。

ほんとそれ。ごめんなさいね。

あと2回くらいで(2回も!?)書ききりたいと思ってます。

頑張ります!